2011年10月06日

6日目前編 特別編「ダーティの留学準備」

この日記は、いつも持ち歩いているノートに書き留めておいた日記メモを元に書かれているのであるが、96日のメモの冒頭にこう書かれている。

「昨日のメモめっちゃ少ない。1人でおる方が日記充実するってわかった。誰かとおると思ったことをその都度口に出してそのまま忘れてまう」

日記の優先順位どんだけ〜。




ウィーン6日目 96日 前編



朝起きると日本人女性たちはすでに出発していた。


さあ、起きるか。



ホテルのフロントで

「あともう2泊したいのですが」
と、言うと断られた。


え!!?



「なんでなんいいやんかいいやんかほんまお願い死んじゃう許してここに泊まりたいごめん悪い所があったなら直すから別れるとか言わんとって他のユースホステルまで行くんしんどいうどん食べたいふとももお願いします泊めてください」


と、必死で頼んでみたがやっぱり駄目だった。
どうやらここのユースホステルでは4泊までしかできないというルールになっているらしい。(どうやら他のホステルも47日までしか連泊できないのが普通らしい)

なんだ、そういうことであれば先にそう言ってくれればよかったのに

必死でお願いをしてしまって恥ずかしいではないか。


次のホステルを探すためにロビーでパソコンを使わせてもらった。
このホステルはロビーでの無線LANの使用は無料なのだ。 1泊目のホテルでは10ユーロもかかった)

GmailをチェックするとOeAD(オーストリアに来る留学生の住居を斡旋する組織)からのメールが届いていた。

「前払い金届いたけど、手数料がかかってる分足りてない!直接オフィスに来て現金で払って!」


と書いてあった。


僕は郵便局でOeADに前払い金の送金をする際、受付のおばさんに
「手数料引いてもちゃんと向こうに○○ユーロ届くようにお願いします」
と念押しをしたのに。
はあ。

普通ならがっかりするぐらいで済むだろうが、僕はがっかりを通り越してめちゃくちゃ腹が立ったのである。
そこまで腹が立った理由を説明するには8月某日にまで遡って話をしなければならない。



〜ダーティの留学準備編〜


8
月某日


オーストリアの住居斡旋機関(OeAD)へ送金をするために郵便局へ行った。
近所の小さい郵便局では不安だったので神戸では比較的大きい郵便局にまで行ったのだが、そこの支店でさえ海外送金について詳しい人が一人もいなかった。

一人も!


海外送金をしたいと言ったが、受付の若いお姉さんはよくわからないらしく、別のおばさんが対応してくれることになった。


いや、お姉さんは悪くない!

彼女は若さで職場を彩りのあるものにしているだけで十分すばらしい存在である。


しかしおばさんは別である。
美貌で劣る分、しっかり仕事をしてくれるだろうと期待していた。

しかしおばさんも海外送金のことはよくわからない。
何かマニュアルを調べて、それでもわからないようなのでどこかに電話をかけていた。 

そして、
「これはここに書いてください、これはここ」
と教えてくれたのだが、「IBANコード」というものをどこに書けばいいのか結局分からなかった。

にも関わらず、


「はい、ではこれで承ります。もしもあちらの口座に届かないというようなことがあれば連絡させてもらいます。その際は手数料がいくらかかかってしまいますがよろしいでしょうか」

と言うのである。


いやいや、全然よろしくないですよ。
確実に届けてくれないと困る。


念のために、


「僕、まだこのIBANコードっていうの書いてないんですけど、これはどこに書いたらいいんですか」


と聞くと、本当に驚いたのだが、


「それはちょっとこちらでは調べようがございません」


と言うのである。
これはもしかしてツッコむべき所なのかと一瞬思ったが、おばさんはいたってまじめである。


これはもう本当にびっくりして、温厚な僕でさえ流石にブチ切れざるを得なかった。


郵便局では海外送金の受付をしていると言うから僕はここに来ているのです。

海外送金についての質問をしているのに、「調べようがございません」とは一体どういうことなのでしょうか。

先ほどまでご覧になっていたマニュアルをもう一度見直す、

どこかは知りませんが先ほどお電話なさっていた所にもう一度電話をかけて聞いてみる、

この支店にわかる人がいないのであれば他の支店に電話をかけて聞いてみる、

インターネットで調べてみる、

少なくともこれぐらいはしてから「調べようがございません」と言っていただきたいです。

調べる方法はあるのです。

あなたに調べる気がないのです。

もしそれでも調べないと言い張るのであれば、さっきおっしゃった

「調べようがございません」という言葉を

「調べる気がございません」と訂正して頂きたい。

そして「この郵便局の何とか支店では海外送金は受付けておりますが、送金に関する質問には答えかねます。そのため送金先にきちんとお金が届かないということもありますが、その際も手数料はいただきます」と受付窓口にでも書いてください。



受付のおぱさんはマニュアルを見直し始めた。

そして30秒ほどしてから、

シラ〜っとした言い方で、


「このIBANコードはここですね(トントン、と用紙を指で叩きながら)」


と言ったのである。

信じられんこのババアクソ!まじで腹立つ!
トントンが腹立つ!



もし僕が受付なら、


「申し訳ございません、こちらに見落としがございました。このコードはここに記入するようです。こちらのマニュアルに書いておりました。本当に申し訳ございません」

と言って切腹する。


このおばはんは、


「調べようがございません(=調べる方法すらありません=何をどうしても絶対にわかりません)」

とまで言っておきながら、たった30秒で答えを見つけて、全く悪びれた様子もなくむしろ「早く書け」といった態度なのである。

無茶苦茶腹立つ信じられん。
未だ役所気質。
大嫌いや。


挙句の果てにあんなに念押しした手数料の件もきちんとできていないではないか。
こういう経緯があって、こんなに腹を立てているのである。
まじで腹立つもしかしてわざとなんちゃうか。




96日に戻る)


そして、OeADからもう届いていたもう一通のメールには、

「ごめん、9月はどの部屋も予約いっぱいやわ!キャンセル待ちリストに名前載せとくから10月からならもしかしたらいけるかも!保証はできへんけど!」

もうまじでうひょーってなって、汚い言葉が口からでそうになった。


でも仕方ない。

こうなった以上は腹を括って、10月までユースホステルを渡り歩くしかない。


とりあえずは今日泊まる所を探さなければ。

ということで、1330頃に2つ目のユースホステルに到着した。(地下鉄の乗り方をマスターした僕に怖いものなど何もない)


ウィーン西駅の近くのユースホステル「ルーテンシュタイナー」。


一泊17ユーロ(約2,000円)。安い。
前のホステルよりも綺麗な気がする。
前のホステルは1部屋に8人であったが、ここは1部屋に5人だけ。
2段ベッド×21段ベッド)

トイレとシャワーは部屋の外にある。

時々、「全室トイレ・シャワーあり」というのを強みのように書いているホステルがあるが、僕の個人的な意見では、トイレ・シャワーは部屋の外にあった方が時間帯を気にせずに使えるのでありがたいのである。(部屋の中でシャワーを使うとうるさくて他の人たちに迷惑がかかる)


朝から何も食べていないので、食べ物を探しに出かけた。
まずは駅周辺を探索してみた。
駅のある通りには店がたくさんあるが、その通りから少しずれると何もなくなる。

どこの店で食べようかと考えながら、2時間ほど散歩をした。

楽器屋さんを発見した。


外から見えるショーウィンドウに中古のバイオリンやエレキギターなど、色々な楽器が並べられていた。

打楽器のコーナーにこんな見慣れたものが紛れ込んでいるのを発見した。





 



それは楽器ではない。(ウィーン西駅近くの楽器屋) (2).JPG 












 



 



 



お分かりいただけただろうか。




 



 




分からなかったという人のためにアップで撮った写真を。


 



 それは楽器ではない。(ウィーン西駅近くの楽器屋).JPG





一言だけ言わせてもらうならば「それは楽器ではない。」
仏壇のチーンってするやつや。(あれの正式名称知ってる人教えて)
ってか誰が買うねん。
いや、もしかすると僕が知らないだけで実はちゃんとした楽器なのかもしれない。
違うと思うけど。


2
時間ほど歩き回ったが、結局ホステルの近くのケバブ屋さんでご飯を食べることにした。

アダナケバブという変な名前のケバブを注文してみた。 

アダナがケバブなら本名はなんや。
後から調べてわかったことだが、アダナケバブはピリ辛味のケバブのことらしい。
うまい!アダナケバブ、うまい!


部屋に帰ると新しい宿泊客が二人いた。


後編へつづく


 

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次回予告

ピザ屋の親父「いやや!もう働きたくない!」



最後まで読んでいただきありがとうございます。



次回の更新は10月8日(土)を予定しています。


posted by ダーティ at 09:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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