2011年11月30日

学校が始まってしまいそうです。 9月9日

更新がかなり滞ってしまいました。
またいつ滞るか自分でもわかりませんが、こっそりと更新したいと思います。




ウィーン9日目 9月9日


今日は学校でオリエンテーションがある。
恥ずかしながら僕は緊張している。
珍しく早くに目が覚めた。


例の関学生が、おじさんのうるさいイビキについて一言。

「今日起きたときにちらっと見たんですけど、あの人けっこうおじさんですよね。まぁ〜おじさんやったら仕方ないかなぁ〜!」

なにそれ!
この人はすごく感覚的に喋る人なので、時々言っていることがさっぱりわからない。
でもこういう優しい考え方は好き。ペロペロ。


そのあとの関学生の言葉を聞いて僕は本当にびっくりした。
彼は、僕が夜中に裏声で奇声を発していて怖かったと言うのである。
なんだ、人を気違いみたいに言いおって。
しかし、正直、心当たりはある。

僕は頻繁に悪夢にうなされる。
その晩も悪夢にうなされた。
もしかしたら自分で気がついていないだけで、実は悪夢を見る度に奇声を発しているのではないか。
恐ろしい。
僕は隣のおじさんのいびきを疎ましく思っていたが、自分の方がよほどひどかったということに驚いた。
おじさんごめん。ペロペロ。



今日はドリちゃんが学校まで案内してくれるらしい。
(ドリちゃんが誰か忘れてしまったというけしからん輩はここを参照!http://ryu-gaku-vienna.seesaa.net/index-2.html


待ち合わせに遅れてはいけないので、1時間前にホステルを出発すると、30分も早く待ち合わせ場所に着いてしまった。
近くのカフェに行った。
「メランジェで(それしか知らない。昨日ドリちゃんに教えてもらったとこ)」と、かっこよく注文した。
これがそのメランジェである。


メランジェ(一口飲んでもうたけど).JPG



かっこいいでしょう!
そしてそのかっこいいコーヒーを飲んでいる自分も当然かっこいいに違いないという気になる。


待ち合わせの5分前になったので、支払いを済ませようとしたが、ウェイターは「あいあい、ちょっと待ってて」と言ったきりなかなか来ない。
3分経ってもまだ来ない
5分経ってもまだ来ない。
え、なんで会計するんに5分以上かかるん?
早くしてくれなければ待ち合わせの時間に遅れるではないか。
どうやら日本人の性格にカフェは合わないらしい。


2分遅れて待ち合わせ場所に着いた。
ドリちゃんは更に5分遅れて来てくれた。
よかった。

ドリちゃんに学校まで連れて行ってもらった。
オリエンテーションが始まるまで時間が余っていたので、ドリちゃんに校内を案内してもらった。

「ここが食堂や!」

「これがなんか色々する機械や!」

「これがATMや!」

「冬になったらここでホットワインが飲めんねん!その時期になると急に学校が人でいっぱいになる!みんなワイン飲みに学校きやがるねん!」

「ここがコーヒー飲めるとこや!あれ、なんで閉まっとんねん!まあええわ、コーヒー飲める所はあっちにもあんねん!うわ、あっちも閉まっとるやんけ!なんでやねん!もう嫌や帰る!」


アニキ・・・。




オリエンテーションが終わって、OKプログラムというのが始まった。
留学生同士で友達ができるように組まれたプログラム。
30人ずつぐらいのグループに分かれて、ゲームをした。


最初にしたゲームは、1番目の人が自分の名前を言って、次の人は最初の人と自分の名前を言って、その次の人は前の2人の名前と自分の名前を言って・・・というゲーム。
このゲームは日本でも何回か経験したことがあるが、日本のそれとは違って、自分の名前の前に自分のイニシャルから始まる形容詞を付ける。
例えば、名前がLauraであれば、「Lovely Laura」、Amadonは「Amazing Amadon」、サミュエルは「Super サミュエル」と言った具合。
Awesome Andreas、Joyful Jenny、Chilling Chris・・・。
僕の本名はたかひろなので、「Toxic Takahiro」(toxic=「有毒な」)。
ややうけ。


次のゲーム。
1人に1つずつキャンディが配られた。
我々生徒は、そのキャンディの色に応じたテーマに沿って何かスピーチをしなければいけないという。
例えば、オレンジ色のキャンディをもらった人は「あなたの国でのオーストリアについてのイメージ(ステレオタイプ)」の話をする。
黄色は、「オーストリアで何をするか」。
などなど。
僕がもらったのは赤色のキャンディ。
赤色のテーマは「人生で最高の経験。あるいは、最悪の経験」
え、赤色だけめっちゃむずかしいやん。
どうしたらよいものか。
日本で「ごきげんよう」をもっと見ておけばよかった。
他の人の話が喋っている間、ろくに話も聞かずに何を喋ればよいか考えた。



「ウィーンに来て、素敵なお友達に出会えたことが僕の人生で最高の経験です☆てへぺろ」って言おっかなぁ、でもそれはちょっとありきたりやなぁ。
ていうか俺が言ったら気持ち悪いかなぁ。
ゲイやと思われると色々困るしなぁ。
第一印象大事やし。
あ、さっき言おうとしてたことあの人が言ってもうた。
うわ〜しかもまあまあウケてるやん。最悪や〜。
どないしよっかなぁ。
あ、「『ウィーンに来て素敵なお友達と出会えたことが・・・』というのを言おうとしてたのに、あの人が言ってしまって喋ることがなくなったのが人生で最悪の経験です」って言おっかなぁ。
でもあんまりおもんないよなぁ。
でもさっきの感じ見てるとウケそうやけどなぁ。
あんまりどういうのがウケるんかわからんなぁ。

あれ、ていうかどの人と喋ること被ったんやっけ?
わからんくなってもうた。
あ、これはまずいな。
あ、あ、俺の前まで順番回ってきた。
あ、俺の番やん。
あ、
「あ、え〜と、僕は赤色なんですけど、あ〜、僕の最悪の経験は、え〜・・・あ〜・・・なう・・・」

ウケた。
僕の隣で「だりぃ〜」という感じでクッチャクッチャとガムを噛んで足を組んでいたアメリカ人女性(Joyful Jenny)が
「ガフッ!」という信じられない音を発したのが嬉しかった。



その他にも色々なゲームをして、17:00に解散した。
20:00から飲み会があるらしい。
その飲み会に行くまでにホステルに帰るのも面倒なので、まさや(神戸大学生。ほとんど喋ったことない)とひたすら歩き回った。
数時間一緒に過ごしただけで、あ、僕はこの人のこと好きやな、と思った。

朝から何も食べていなかったので、ケバブ・ドゥルゥムに再挑戦した。
やっぱり量が多すぎてきつい。
まさやは「わかる。その気持ちはわかる」と言いながら苦しそうな僕の写真を撮っていた。



20:00。
飲み会に指定された場所はクラブだった。
僕はクラブが本当に苦手なのである。
全く意味がわからない。


僕は日本のクラブは、外国人がたくさんいて、「ひょ〜!」と騒いでいて、日本人がそれを猿マネして、何と言っているかわからない英語の音楽をわかったような顔をして楽しいフリをするアホらしい場所だと思っている。

僕はあの排他的な雰囲気がすごく苦手なのだ。
ほとんどの客が集団で来ていて、同じような格好をしている。
まるで人と違うことを恐れているかのようである。
僕は時代遅れでもやっぱりライブハウスの方が好きだ。

クラブの客のあの妙なテンション!
僕はライブハウスに行ってテンションが上がるとじっとしていられなくなって、意味不明な動きで暴れまわる。
周りの客もそうする。
汗だくになる。
自分の服が濡れているのは自分の汗のせいなのか、人の汗がついたのかわからなくなる。
ライブハウスの人たちはそれぐらい動きまわる。
しかし、クラブの人たちはなんだかよくわからない。
何かしらダンスの心得のある人たちはそれらしい動きをして楽しんでいるのだが、僕のような何もわからない人間は、テンションが上がったら飛び跳ねて人にぶつかって、人にぶつかられて、汗まみれになることしかできないのだ。
しかしクラブでそんなことをしようものなら、つまみ出されても文句は言えないだろう。
僕はあの中途半端なテンションでは楽しむことができない。



幸い、僕らはクラブの外に設置されたテーブル席でお酒を飲むようだった。
僕の隣に座ったのはポルトガル人グループ。
その隣はスペイン人グループ。
彼らは「ポルトガル語とスペイン語はめっちゃ似てる」という方言トーク(?)で始終盛り上がっていた。
全く話に入れない。
むむむ。

まさやは自分がクラブ嫌いなだけなのに、「日本人はクラブが好きじゃないのだ!」と、変に一般化して話をしていた。(では日本中にあんなにもたくさんのクラブがあることをどう説明するのか!)



22:00頃にホステルに帰って昨日会ったイギリス人(エドワード)を見つけた。
今日は彼の他にも2人のイギリス人女性がいた。
隣にいたオーストラリア人グループも一緒になって話をした。

オーストラリア人はボン・スコット(AC/DCの初代ボーカル)に似ていた。

「あなたボン・スコットに似ていますね」と言うと、
「え?あ、ほんまに?ああ、うん・・・」
と、ちょっととテンションが下がっていた。
ごめん。
(日本人で例えるなら、「錦野あきらに似ていますね」、あるいは「西城秀樹に似ていますね」と言われるようなことだと思う。)


オーストラリア人たちは気さくでおもしろかった。
最初は。

24:00にバーが閉まって、どこか別の場所に飲みに行こうかという流れになった。
近くの場所で飲むのだと思ったら、地下鉄に乗ろうとしているので、イギリス人グループと一緒にホステルに帰った。
眠かったというのもあるが、彼らがあまりにも失礼で腹が立ったというのもある。
我々一緒に飲んでいる人間には親切なのだが、他の人々に対してはとても失礼だったのだ。
例えば、地下鉄で道を尋ねるにしても、
「マジでこのファッキンランゲージわからんわ〜!」という具合。

すごくでかい声で騒ぐ。
駅のホームで煙草を吸う(禁煙場所)。
レズビアンのカップルに道を尋ねて、教えてもらっておきながら冷やかす。
やりたい放題。
嫌いである!


地下鉄で老年カップルを見た。
おばさんがおじさんにもたれかかって脇のにおいをクンクンかいで「あ〜やっぱ落ち着くわ〜」という顔をしていた。
できることならば僕もおじさんの脇のにおいを嗅がせていただけないだろうか。
正直寂しいのだ。


ホステルに帰る前に、サッカーの試合を見た例のピザ屋に行った。
あの親父は今日も特等席に座ってバッドマンを見ていた。
あの席は指定席になっているらしい。



寝た。




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posted by ダーティ at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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